「自由研究」に取り組む夏。
ゆうWAVEで「自由研究話」をしていただけませんか?
とお願いして、
「あの、ラジオなので音の出る実験をお願いできませんか?」
とむちゃなオーダーを「放送前日」にした私。
スタジオに登場した新潟薬科大学の田代卓哉先生は
「実験といえるかわかりませんが…」とおっしゃいながら
音の面白い変化を聞かせてくださいました。
実験道具は
コップ 瓶 お箸、それにお水。
①水がコップに注がれるときの「チョロチョロチョロ」という音。
次第に高くなるでしょうか?低くなるでしょうか?
②瓶を吹いて音を出してみましょう。
瓶の中の水が多いときと少ないときではどちらが高い音に?
③コップに水を注ぎながら、コップを箸でコンコン叩いてみましょう。
叩いた時の音は高くなっていく?低くなっていく?
実際にやってみると楽しいです。
私は特に③の実験が面白かったです。
何を震わせて音を出しているかについて考えると納得いきます。
身近なところに不思議なことはいっぱいあって、
「なんで?」「おもしろい!」が数学や科学への苦手意識を
薄めてくれるんですね。
大人は「宿題しなさい!」から「これって不思議じゃない?」と
言葉を変えるだけで、
お子さんが数学や科学に興味を持つかもしれないと思いました。
さぁ、皆さんも耳を澄ましてやってみてくださいね。
答え
① 高くなっていく ② 水の量が多いとき ③低くなっていく