2017年、羽ばたける年となりますように。

水曜日の人気コーナー「発掘お宝グルメ調査隊」は

新潟の郷土料理「のっぺ」でした。

 

片栗粉でとろみをつけるか、つけないか。

温かいまま?冷ましてから?

材料は?

うちの地域ではこう呼びます!などなど

さまざまなご意見を頂きました。

 

のっぺの研究もされている

新潟県立大学名誉教授の佐藤恵美子先生によりますと

 

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伝統的な庶民の味として県外の各地でも親しまれていますが

名前も、味も、具材もそれぞれ。

もともと、中国から精進料理として入ってきて

北前船によって新潟にも伝えられ、

里芋の産地を中心に広まり、定着したのではと考察されていました。

 

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(新潟市のスーパーで売られているもの)

 

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(新潟市の居酒屋さんのメニュー)

 

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(田中稔子先生作)

 

私のスマホだけでも、こんなにのっぺの写真がありました。

(私が作ったものも、撮っておけばよかった!)

 

庶民の味…ってことは家庭ごとにアレンジがあり

簡単にエリアで分けられないのですが、

皆さんからのメールでは

上越は片栗粉のとろみありで、

下越、特に新潟市は片栗粉は入れないという結果でした。

 

「大海」(村上)「こにもん」(新発田)「ざくざくにもん」(柏崎)

なんて呼び方も。

 

これは、奥が深すぎますね。

 

こんな風に、おいしい曜日は引き続きお送りしてまいります。

皆さんの街の特別なお料理も

「お宝グルメ」宛に教えてくださいね。