地球温暖化対策に向けた、新潟県の動きです。

【県県民生活・環境部　村山雅彦部長】
「今後、このメンバーで脱炭素社会に向けた具体的な検討を進めていくこととなる。どうそよろしくお願いします」

県に設置された「カーボンゼロ実現戦略プロジェクトチーム」。２０５０年までの「脱炭素社会」の実現に向け部局の垣根を越えて集まり、新潟の特性や課題を踏まえ必要な施策を検討します。

「２０５０年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロに」。実は県は去年９月、この方針を菅首相の表明より１か月早く打ち出していました。２０３０年度までに、温室効果ガスを２０１３年度と比較して２６パーセント減らすという目標の引き上げも視野に、再生可能エネルギーなどの導入に向け市町村など関係団体と話し合いを進めるとしています。

ちなみに、新潟は冬場の暖房に使うエネルギーや、自動車の排出ガスが他県と比較して多いため、重点的な対応を検討するということです。プロジェクトチームは話し合いを重ねて、来年、報告書をまとめるということです。