2021年5月3日放送

サトウキビのストローをカフェで 日常の一歩から

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プラスチックごみが問題となる中、長岡市のカフェでは植物からつくられた自然由来のストローが使われています。

環境に優しいストローを使っているというのが、長岡市のカフェ「CRAFTSMAN」。

「お待たせしました、ネルドリップアイスコーヒーです。サトウキビの繊維から作られたストローを使用しています」

「CRAFTSMAN」はコーヒーの加工販売等を行う「鈴木コーヒー」のお店で、去年から県内の直営店で使うストローを、サトウキビ繊維を原料とする自然由来のものに切り替えました。

【鈴木コーヒー 佐藤俊輔社長】
「(SDGsを)多角的に推進していく中で、その一つでプラスチック製品を削減していこうという目標を掲げている。その取り組みの一つとして、まずはこのストローを」

サトウキビを加工する過程で排出された搾りかすを活用して作られていて、自然界で分解されます。使った感じは、普通のストローと変わらないようで...。

【利用客】
「全く気にならなかったです」
「正直言って、言われないと(普通の)プラスチックのストローと全然、変わらない」

「鈴木コーヒー」はこの他にも、SDGsに注目した取り組みを行っています。例えば、店で使っているカップは、コーヒーを抽出した後の粉から作られているそうです。

【鈴木コーヒー 佐藤俊輔社長】
「地球の環境を守っていくだとか、そういった視点ってすごく多くの人に増えてきた印象がある。SDGsに取り組むのは企業として当たり前のことだと多くの人に知ってもらって、地域全体でSDGsの取り組みができるようなこともやりたい」

日常の一歩から、環境に向けた取り組みが始まっています

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