坂部友宏「来年の桜は皆さん穏やかに見られますように」
2016年4月21日 17:00
三石さんが地震のこと記していましたね。
私も触れさせていただきます。
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震度7の揺れが熊本を襲ってから、
今夜でちょうど1週間ですが、
きょうも九州では余震が続いています。
さらに、現地には洪水警報がきょう日中は広く出ていましたし、
今も熊本全域と、大分の広いエリアには、大雨警報が継続中。
熊本の一部には洪水警報が継続中。
地震後にそんな気象状況・・・、大変心配です。
(このブログを書いている4/21 午後6時の時点で)
落ち着いて前に進もうにも、
なかなか進めない状況が続いていますが、
皆さんに落ち着ける場所と平穏な時間が戻ることを願ってやみません。
つらいニュースが多いです。
この1週間で様々な報道が届きました。
お子さんが見つからないお母さんの悲痛な声には、
悲しく、涙が出ました。
私には、子が2人います。
熊本地震もそうですし、そうでない時もですが、
子の命に関わるニュースに触れると、
自然と自分に状況を置き換えてしまい、「もし自分の子だったら・・・」
という思いに襲われます。
他人事とはなりません。
また、
今も避難生活を送る方が非常に多く、
いわゆる「関連死」の方が多くいらっしゃいます。
私は大地震の直接的な経験はないのですが、
私の家族にも親戚にも、東日本大震災の被災者がいて、
車で寝泊りする大変さを経験しています。
遠く熊本からの報道に心を痛めています。
私も、今回のようなケース以外での車中泊の経験はありますが、
とにかく体力が要ります。
我慢も必要で、
不安も一緒だとしたら、ストレスがどんどんたまるだろうと容易に想像されます。
疲れもたまります。
新潟でも中越地震、中越沖地震があり、
私などでは想像もつかないような悲しみや苦境があったのだと思います。
九州の状況を自分のことのように見つめる方、
新潟にはとても多いんじゃないでしょうか。
どんなシーンに触れても、
やはりつらい今回の熊本地震です。
そんな中で、
最初の震度7の揺れの翌日、
真夜中に赤ちゃんが助け出される映像がテレビ報道でありました。
私も安堵の涙が出ました。
この映像にも、私には「自分がこの子の親だったとしたら・・・」という思いが生まれました。
いつもと同じであろうあどけない表情が、愛おしく感じました。
本当に本当に良かったです。
ただ、
多くの方々が全く先の見えない日々を送っている現実があります。
少しでも早く、多くの状況が、良い方向に向かってほしいと、
節に願います。
この1週間で・・・、
新潟県内のソメイヨシノは、ほとんどが葉桜に変わりました。
今年の桜散る様子は、
九州の地震の記憶とともに、刻まれるでしょう。
春に桜を楽しむことは、平穏の中にあればこそ。
それを思えば、
今年も新潟で満開の桜を楽しめたことも、一層尊いものに感じます。
来年のこの時期は、
九州でも、満開の桜を誰もが落ち着いて見られることを願います。
(@新発田市の加治川堤公園)
・・・桜が咲く前ですが、3月下旬のこと。
こんなこと(←先日の長いブログ)がありました。
”朗読の皆勤賞”様から、
あの時のお手紙届きました
宝物だ・・・。
ありがとうございます。
励みにこれからも仕事にまい進します
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