hotoke_110408.jpg●延命寺(えんめいじ) 

 ・住所 長岡市小曽根町2193 
  (北長岡駅から車で7分。
       長岡東バイパスの小曽根の交差点からすぐのところ

 ・電話 0258-24-5296

真言宗豊山(ぶざん)派のお寺。開山は1676年(江戸時代初期)
本尊は「延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)」
 
本尊は、その昔、弘法大師(空海)が彫ったものと伝わる。
平安時代、越後で疫病が流行し、人々が苦しんでいたところ、布教のため訪れた弘法大師が苦しみから救うために彫ったっものと伝えられている。
当時は大切にお堂に祀られていたが、年月がたつにつれ、子供たちの遊び道具になってしまい、いつしかなくなってしまった。時は流れ、江戸時代。お地蔵さまは、ある晩、この地の庄屋の母親の夢枕に立ち、「沼の中にいるので探し出してほしい」と告げた。庄屋の母親と息子が近くの沼を探してみると、お告げ通り、沼の中から木彫りの仏像が出てきた。そこで大切にお祀りするため、寺を建て、安置することにした。それが延命寺の始まりと伝えられている。
 
本尊の延命地蔵菩薩は秘仏として普段は厨子の中に安置されいて、年に一回だけ、7月18日にご開帳される。
 
山門や境内には他にもたくさんのお地蔵さまがいて、地蔵菩薩と因縁の深いお寺となっている。

 

☆仏事の泉は「葬儀の時に気を付ける言葉」