hotoke_110415.jpg●慈眼寺(じげんじ)

 ・住所 小千谷市平成2-3-35
  (小千谷の中心部、本町通りと並行する旧寺町通りから少し入ったところ
 ・電話 0258-82-2495


真言宗智山派で本尊は正観世音菩薩。高さ約150cm。
町の人から船岡観音と呼ばれ親しまれている。
以前は住職一代につき一回しかご開帳されない秘仏だったが、中越地震以降町の人たちの心の支えになるようにと常時拝観できるようにした。
船岡観音は江戸時代、江戸に運ばれご開帳されたことがあるがその際参拝すると眼病にご利益があると評判が広まり、聞きつけた時の将軍徳川綱吉も参拝。金の扇子を奉納した。扇子は寺宝として残っている。但し公開はしていない。
また1868年、長岡藩と新政府軍が戦った北越戦争の開戦前に、両軍の代表である河井継之助と岩村精一郎が慈眼寺の一室で会談した。その部屋は「会見の間」として保存されている。

☆仏事の泉は「葬儀の後で訃報を知った時