●梅護寺(ばいごじ)
・住所 阿賀野市小島377
(阿賀野市の旧京ヶ瀬村。
磐越自動車道新津インターを下車10分。)
・電話 0250-67-2915
浄土真宗本願寺派、本尊は阿弥陀如来。
梅護寺は親鸞聖人にまつわる越後七不思議のうち2つがあるお寺。
1209年11月から6ヶ月間、親鸞聖人は梅護寺に滞在されたと言われる。
当時、梅護寺に滞在中の親鸞聖人がご飯のおかずに出された梅干しの種を庭に植え、「念仏を唱えれば誰でも救われるという考え方が正しければ、8つの実をつけて下さい」と念じたところ、一輪の花に8つの実がなる梅の木になったという。それが八房の梅として大切に残されている。
そして、親鸞聖人が梅護寺を旅立つ時、元々あった桜の木に数珠をかけ、同じように念じたところ、1つの花に80枚以上の花びらを付け、数珠のように連なって咲く見事な桜になったという。その桜の木は八重桜の中でもとても珍しい品種として1927年には国の天然記念物にも指定された。
しかし原木は枯れ、今残るのは平成15年にバイオ技術で復活させたもの。見頃は梅の実が5〜6月頃、桜は5月上旬。
☆仏事の泉「仏具いろいろ③~鈴と鉦~」