- 今回の指南書 -  究極の熱湯風呂 

 

渕龍寺 (えんりゅうじ ) echigo_121005.jpg

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・住所 阿賀野市庄ヶ宮203-1   
(阿賀野市、国道49号線 野地城から庄ヶ宮へ300メートルほど入った所  )
・電話 0250-62-3373 

 

宗派 曹洞宗(そうとうしゅう)山号 宮應山(ぐおうざん)
開山 1638年(寛永15年)
本尊 延命地蔵尊(えんめいじぞうそん)
先代住職が現在の本尊を奉り、それ以前よりあった本尊は厨子におさめられ、現在ではお盆とお正月のみ一般公開される。
      
寺宝は代々伝わる「地獄極楽絵図」。6枚綴りになっており、およそ200年前位に描かれた伝えられている。(作者、経緯など不明)
絵図は人が亡くなってから地獄、極楽へとたどり着くまでを物語として描いています。
葬儀の様子から始まり、賽の河原、閻魔様の裁判、極楽浄土の世界、そして、地獄の釜ゆでまで。
   
住職の話によると、先代住職は近所の子供達がいたずらなど、悪さをすると決まって絵図の前に座らせていたという。
そして、地獄の釜ゆでを指して、人の行いについて説教を始めた。「悪行をする者は必ず、罰せられる」生前の行いは必ず“あの世”で裁かれると語ったそうです。
 
釜ゆでされ苦しむ様子を目の当たりにした子供達は、恐れおののき、日頃の悪行を深く反省したといいます。絵図を通して“善行を学ばせ、死への恐怖から限りある命を大切に生きなければならない”と代々教え伝えているそうです。

 

 

 ☆仏事の泉「お葬式までの流れ