- 今回の指南書 - ビフォアー アフター
●蓮光寺
(れんこうじ )
・住所 三条市大谷地667
(三条市ICから国道289号線を下田地区へ 八木ヶ鼻から10分ほど )
・電話 0256-47-2722
宗派 時宗(じしゅう)
山号 廣臺山(こうたいさん)
開山 1300年代(鎌倉時代) ※詳細不明
本尊 阿弥陀仏(あみだぶつ)
過去に二度の火災にみまわれ本堂は焼けてなくなり、本尊も消失したと思われ、一度は新しい本尊を奉った。
しかし、燃えたと思っていた本尊が田んぼの中から発見された。どうやら近所の檀家さんが焼ける前に持ち出し難を逃れた、それが答えのようである。現在では、新旧二体の本尊を奉っている。
寺宝は「釣鐘」。お寺を訪ねると真っ先に目に入るものが釣鐘である。
境内の中央に鎮座し、毎朝7時に響きわたるその音が地区に1日の始まりを知らせている。
この釣鐘、実は戦前と戦後でその様子を変えている。太平洋戦争の時、鉄不足を補う目的で国策の金属供出が始まった。
その政策は例外なく寺院も対象となり、この釣鐘を献上したという。以来、鐘撞き堂を残すのみであった。
戦後、昭和、そして平成、時を経て鐘の音が響くことはなかったが、平成18年、近所の檀家さんの支援により新しい釣鐘が納めらました。
その大きさはかつてのものよりも大きく、また重さはおよそ900キロにもなるという。
大晦日には除夜の鐘として、一般の方も撞くことができ賑わうそうです。
☆仏事の泉 「お墓の種類 」