- 今回の指南書   -  五十七 

●長徳寺(ちょうとくじ )

・住所 新発田市大栄町2-7-22echigo_130201.jpg  (JR新発田駅から車で5分ほど。)

・電話 0254-22-6226

 

宗派  真宗大谷派
山号  松霊山
開山  1585年
本尊  阿弥陀如来
赤穂四十七士の1人、堀部安兵衛の生家•中山家の菩提寺であり、安兵衛は14才まで新発田城下で暮らしたと伝えられている。
 
寺宝は「五十七枚の天井画」
長徳寺の境内には赤穂四十七士の木像を納めたお堂(義士堂)があります。
お堂は四十七士、また堀部安兵衛の功績を讃え、未来永劫伝えていく事を目的に、昭和4年に建設されたものです。
 
中に納められているのは個人の方から寄贈された赤穂四十七士の木像。
一体一体が表情、体つき、服装までが細部まで丁寧に彫り込まれたものです。
 
そして、その四十七士の木像を見守るかのように、 お堂の天井板には見事な絵や書が飾られています。 その数57枚。
実はこの天井画、赤穂義士を愛し、継承しようとする趣旨に賛同した新潟にゆかりのある著名人によって書かれ寄贈されたものでした。
代表的な人物をあげれば会津八一や相馬御風、なかには総理大臣経験者の書なども飾られています。
色鮮やかな画、心に残る書の数々。天井一面から赤穂義士への想いが伝わってきます。
 

 

☆仏事の泉 「もうすぐ節分」