- 今回の指南書- 孫の宝
●專行寺
(せんぎょうじ )
・住所 長岡市中沢町1158
(長岡駅から悠久山方面へ車で15分ほど。)
・電話 0258-33-2591
宗派 真宗大谷派
山号 無量山
本尊 阿弥陀如来
寺宝は「蓮如上人の孫 證如上人の書いた南無阿弥陀仏の書」
親鸞聖人を開祖となり開いた浄土真宗、その積極的な民衆化を押し進め発展させたのが八代目にあたる蓮如上人です。
蓮如上人は、勢力を増した宗派の坊舎を大阪に建てます。それがのちの石山本願寺。
その本願寺を本寺として活動に励んだのが数えて10代目、蓮如上人の孫にあたる證如上人です。
專行寺はその證如上人が書いたとされる「南無阿弥陀仏」の書を掛け軸にして、大切に保管してあります。
では、大事にされる「南無阿弥陀仏」の書、その意味とは?
南無=帰依(敬う•信じる)の意味
阿弥陀仏=阿弥陀様という仏 つまり… 阿弥陀様という仏様に帰依します。
阿弥陀様を信じて「南無阿弥陀仏」と唱えれば、浄土の世界に生まれ変われるという事を意味します。常に仏様を敬い信じる事が大切と説いています。
☆仏事の泉 「法要のマナー 」