関興寺（かんこうじ）
・住所 南魚沼市上野267 （塩沢石打インターから車で10分ほど国道353号線を十日町方面向い途中看板があります。 )
・電話 025-783-2111
臨済宗円覚寺派 最上山 関興寺
応永17年、1410年 開山
本尊は「釈迦牟尼佛」
関興寺は、関東管領上杉憲顕（うえすぎのりあき）の子、覚翁祖傳（かくおうそでん）和尚が、今から６００年程前に高僧「普覚円光禅師」（ふかくえんこうぜんじ）を招いて開山した臨済宗のお寺です。
■関興寺の「味噌なめたか」
かつては３００人を超える修行僧がいた禅院。禅院の生活は、枯淡であり食事も質素で味噌は生活に欠かせませんでした。寺では、修行僧のために沢山の味噌を作り貯蔵していたといいます。
1578年、天正6年の春、関興寺の繁栄の歴史を大きく揺るがす大事件が起きました。
上杉謙信の没後、景勝・影虎二子による家督相続争いの合戦（御館の乱）にまきこまれ寺が焼失。その折、時の住職が上杉氏より寄進された大般若経六百巻を味噌桶の中に埋め、火災から大切な経本を守りました。
以来、この味噌をいただくものは、大般若経のご利益にあずかり福徳が授かることができるといいはやされ「関興寺の味噌なめたか」との言葉が生まれたと伝えられています。
現在でも、関興寺にお参りに訪れると「関興寺味噌」を味わうことができる。
☆仏事の泉 「墓石と墓参り」
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